第二次選考あと一歩作品詳細

『王子に乗った白馬様』 石岡 ナイク

 『王子に乗った白馬様』は19歳の会社員、高瀬美月が、神々の住む異世界からやってきた王子ブランと、人語を操るダンディーな白馬アントワーヌと一緒に、恋する力を取り戻すための修行を始める物語。
 「設定は現実離れしているが、文章が上手なので物語に引き込まれた」、「マンガチックな設定だが、起伏に富んだストーリーと魅力的なキャラクターで楽しく読めた」等、ファンタジーを読ませる文章力とセンスに高い評価の声があがりました。
 いっぽう、「ファンタジーなので、恋愛小説を読み慣れた大人の女性に受け入れられるかどうかは微妙」、「児童虐待をもってくるあたりは、ありきたりに見えてしまう」と、設定には厳しい意見も多く、通過には至りませんでした。

一覧に戻る