選考委員紹介

大塚 愛
大塚 愛 (おおつか・あい)
1982年大阪府生まれ。15歳から作詞作曲を始め、自ら制作したデモテープをレコード会社に送り、2003年 『桃ノ花ビラ』 でデビュー。2ndシングル 『さくらんぼ』が60万枚を超える大ヒットを記録。女の子の切ない恋心を歌うシンガーソングライターとしてティーンの人気を一挙に集める。2004年はベストヒット歌謡祭、日本有線大賞、レコード大賞、3大大賞の最優秀新人賞を総なめにし、NHK紅白歌合戦出場も加えて、グランドスラム(?)達成! 本大賞では、作詞家として、その言語感覚を生かして選考する。


成宮 寛貴
成宮 寛貴 (なりみや・ひろき)
1982年東京都生まれ。2000年舞台 「滅びかけた人類、その愛の本質とは…」でデビュー。映画 『あずみ』 『深呼吸の必要』『下弦の月~ラスト・クォーター』 のほか、『ごくせん』 『オレンジデイズ』 などテレビドラマでも活躍。映画 『NANA』今秋公開予定。本大賞には役者の目で作品のエンターテインメント性を見る。


柴門 ふみ
柴門 ふみ (さいもん・ふみ)
1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学教育学部哲学科在学中より弘兼憲史のアシスタントを務め、1979年「クモ男フンばる!」でデビュー。リアルな女性像を描く漫画家として、女性から圧倒的な支持を得る。『あすなろ白書』 『東京ラブストーリー』などテレビドラマ化され、時代を代表するラブストーリーとなった作品も多数。「恋愛の神様」の異名を持ち、恋愛の教科書と絶賛された著書 『恋愛論』も70万部を超える大ベストセラーに。
『新・同棲時代』 『非婚家族』 『お仕事です!』 など作品多数。


桜井 亜美
桜井 亜美(さくらい・あみ)
東京都生まれ。1996年に援交する女子高生アミの孤独と虚無を描いた小説 『イノセントワールド』で小説家デビュー。同作は各紙誌で話題になり、映画化もされベストセラーとなる。援助交際やレイプ、暴力など、エッジな若者達の実像を描く作家として人気がある。近著 『勝つ恋愛』 では、女の子の恋の悩みにも答える。『チェルシー』 『Lyrical murderer』 『Apri*Kiss』 など著書多数。


松橋 真三(まつはし・しんぞう) / 映画プロデューサー
映像制作会社STUDIOSSWAN代表取締役社長。『バトル・ロワイアル』 『バトル・ロワイアル II 【鎮魂歌レクイエム】』に共同プロデューサーとして参加。2004年プロデュースした森淳一監督 『恋愛小説』が民放連賞ドラマ部門優秀受賞、ギャラクシー賞優秀作品賞受賞。映画プロデューサーとして、映画化を見越した作品の選考を行う。


浅倉 卓弥(あさくら・たくや)/ 作家
1966年札幌生まれ。東京大学文学部卒業後レコード会社等へ勤務。2002年第1回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞金賞を受賞しデビュー。受賞作『四日間の奇蹟』が100万部を超す大ヒットに。著書に、平家物語を舞台にした大河ロマン『君の名残を(宝島社)』、北国の寓話を素材にした『雪の夜話(中央公論新社)』がある。


井下 香苗(いした・かなえ) /宝島社「spring」(スプリング)編集長

大平 洋子(おおひら・ようこ) / 宝島社「InRed」(インレッド)編集長

剱持 嘉一(けんもつ・よしかず) / エイベックス・エンタテインメント 映像企画部 部長代理

渡辺 真喜子(わたなべ・まきこ) / エイベックス・エンタテインメント 映像企画部 企画開発ルーム

劔重 徹(けんじゅう・とおる) / 宝島ワンダーネット 代表取締役社長

関川 誠(せきかわ まこと) / 宝島社 取締役編集1局長

第一次・二次選考委員

暁 みちる
暁 みちる (あかつき・みちる)
横浜生まれ、大卒後OLを経て音楽雑誌編集者に。現在はフリーランスの編集ライター・構成作家として、雑誌記事の企画・取材・執筆、TVやラジオの台本などで活動中。著名人インタビュー、流行りモノ、街ネタ、グルメなど幅広い仕事との出会いの中、何にでも興味をひかれる好奇心旺盛なミーハー者。


彌永 由美
彌永 由美 (いよなが・ゆみ)
エンタテインメント系雑誌の編集部等を経て、現在はフリー。雑誌・ムックなどで映画情報やドラマ評、インタビュー記事を執筆しています。別名義で、ライトノベルの著作あり。学園モノの王道(!)、ラブコメミステリです。


岡部 優子
岡部 優子 (おかべ・ゆうこ)
1964年、東京都生まれ。東京大学卒。都立国立高校時代は野球部のマネージャーで都立初の甲子園。でもlove storyとは無縁の泥だらけの青春。河出書房新社・筑摩書房で編集の仕事に携わった後、アニメ「ちびまる子ちゃん」でシナリオライター・デビュー。作品に「ドラえもん」「それいけ!アンパンマン」「あたしンち」等。デビューの足がかりとなった大伴昌司賞の佳作を頂いたのは恥ずかしながら「恋死(こいじに)」という題の心中物でした。


神田 法子
神田 法子 (かんだ・のりこ)
フリーランス・エディター/ライター。文学、アート、サブカルチャー、ファッション、ブライダル、ビジネス、エデュケーションなどなど幅広く、仕事を選ばない雑食性。 『’90年代J文学マップ』『J文学をより楽しむためのブックチャート200』『ユリイカ 特集・小川洋子(全著作解題)』『City wedding』などに執筆。編集に携わったのは、『ファッション中毒(ミシェル・リー著、和波雅子訳)』、『Helter Skelter(川村カオリ著)』など。


諏訪 潔
諏訪 潔 (すわ・きよし)
北海道生まれ。出版社勤務を経て、現在は文学・音楽・映画・美術・マンガ・アニメなどの分野で評論家・フリー編集者として活動。現在は心身二元論の系譜と形而上学における自由の概念について研究中。


林 巻子
林 巻子 (はやし・まきこ)
パフォーマンスユニット「ロマンチカ」主宰。ロマンチカのすべての作品の演出・美術・グラフィックデザインを担当。97年からはFloating BAR(=移動型キャバレ)と銘打ってスタイリッシュでモンド感覚溢れるガーリィ・ショウを行なう。主な演劇作品に『カリギュラ(東京芸術劇場開館記念公演)』、『悪徳の栄え・美徳の不幸』、ダンスパフォーマンス 『LOVE POTION』、映像作品 『ロマンチカの夜(小西康陽監督DVD)』など多数。


久次 律子
久次 律子 (ひさつぐ・りつこ)
千葉県生まれ。理工系版元の一般書部門で、国内の書き下ろし、翻訳書を手がける。平成12年に退社後、フリーの編集、ライター。自然科学全般、外国文学 (特に米、伊、仏文)のジャンルを得意とする。『時間旅行のための基礎知識(リチャード・ゴッド 草思社)』などの編集を担当。


ボブ内藤
ボブ内藤/方南ぐみ (ぼぶ・ないとう/ほうなんぐみ)
編集プロダクション方南ぐみ所属。劇団方南ぐみ取締役。編集者、ライター。演劇のみならず、ビジネスや旅、グルメなど専門分野は浅く広く。テレビ、ラジオ、書籍、雑誌などで活躍している。著書に『東京ゴーストスポット(内藤孝宏名義)』などがある。選考にはプロダクションとして参加。また大賞の運営にも参加。


町口 哲生
町口 哲生 (まちぐち・てつお)
評論家。札幌生まれ。著書に三木清の歴史哲学を扱った『帝国の形而上学(作品社)』の他、共著の『現代文化スタディーズ(晃洋書房)』では、川久保玲と三宅一生のモード論やトゥパックのヒップホップ論、『現代文化テクスチュア(晃洋書房)』では、押井守や庵野秀明のアニメ論と、現代文化を縦横無尽に論じている。


三村 美衣
三村 美衣 (みむら・みい)
書評家。SF、ファンタジー、ライトノベル、ヤングアダルトなどの分野で活躍。雑誌「活字倶楽部」、毎日新聞「まんたんブロード」などで書評連載中。共著書に『ライトノベル☆めった斬り!』、『SFベスト201』などがある。


横須賀 零
横須賀 零 (よこすか・れい)
東京都下多摩生まれ。和英翻訳と英和翻訳、および両言語を用いた文章創作を生業とする。守備範囲は詩作り、現代美術、SF & 幻想文学、モード、映画字幕、古いモーターサイクル&クルマ、軍事科学、Apple-Macintosh、サブカルチャー全般。
※選考委員に直接接触をはかる行為は応募規定違反となりますのでご注意ください。